Author - ifcayouth

社会的養護におけるLGBTQの当事者

 アリッサ・ニューマン
LGBTの若者は社会的養護制度の中で固有の課題に直面している。
最近のヒューマンライツキャンペーン(HRC)の調査によると、LGBTの若者は社会的養護の中で高い比率を占めているという。すなわち、社会的養護の中で、LGBTの若者の割合は通常よりも高いのである。調査では、一般的にはLGBTの若者は7.2%とされるのに対し、社会的養護でのLGBTの比率は13.6%となっている。トランスジェンダーの若者となると、一般的には2.25%に対し、社会的養護では5.6%となる。

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18歳になった後の人生

読者のみなさんへ
これは、社会的養護の当事者がケアを離れて自立してからの、3つの重要な時期についての3部作である。この調査のために、 ワシントン州の社会的養護のシステムの下で養育を受けた地域の当事者に集ってもらい、フォーカス・グループの方式で意見聴取を実施した。このブログの読者が、“自立” というひじょうに混乱を招きやすい大人への移行期について理解を深め、より良い選択ができることを願っている。社会的養護の当事者以外の読者の方たちは、このブログを、当事者の置かれている状況を理解するための情報・知識として利用していただけたらと思う。
ジャネール・ブラクストン IFCA 編集部エディター

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アメリカのフォスターユースと大学進学事情

皆さん、こんにちは。私の名前はダニエル・ルゴです。今日は、アメリカのフォスターユース(社会的養護の当時者)と大学教育について、お話したいと思います。ここに立って皆さんにお話しできることが、すでにワクワクしているという状態を超えています。私の講義が、皆さんに役立つことを願っています。
まず、自己紹介をさせて下さい。さきほども言ったように、私の名前はダニエル・ルゴ。現在、シアトルにあるワシントン大学の学生です。政治学を専攻していて、将来、政治家になることを希望しています。趣味はいろいろありますが、お芝居とパフォーミング・アーツが好きです。ビデオゲームやハイキングも好きですが、日本のポケモンの世界に惹かれています。ポケモン、ゲットだぜ!

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ユース・リーダーシップについて

こんにちは。私の名前はデイビッド・イングリッシュです。私はインターナショナル・フォスターケア・アライアンスのコミュニケーション・コーディネーターをつとめています。私自身も、10年間をフォスターケアのもとで育ちました。そして、今年、ケアを離れました。
今日は、私の仲間のひとりと、私で、ワシントン州のフォスターケア・システムにとって、重要なふたつのトピックについてお話しします。
私のプレゼンテーションは、米国においてのユース・リーダーシップの役割について。そして、ワシントンのユース・リーダシップのモデルともいわれる、いくつかの例について。またそれを、日本ではどのように適用することができるのか、に焦点をあててゆきます。

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メンタルヘルスとフォスターユース:私の場合

私の名前は佐藤ちひろです。20歳です。私は15歳の時父親の虐待が原因で児童相談所に保護され、児童養護施設に入所しました。そして施設で4年間過ごし、19歳の時に退所して、今は奨学金をもらいながら大学に通いながら、大学の近くで一人暮らしをしています。
まずはじめに、皆様に日本の社会的養護の現状についてお話したいと思います。日本には今、47600人程の社会的養護のもとに暮らしている子どもたちがいます。その内の半数以上、約3万人の子供が児童養護施設で暮らしています。社会的養護のもとに入ってくる理由は様々ですが、その多くは両親の虐待、ネグレクトなどが原因です。

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2015年ユースサミットでのスピーチ: ジェイコブ

こんにちは。私の名前はジェイコブ・ブラクストンです。現在、20才ですが、8年間フォスターケアを経験しました。
今までの自分の人生で、たくさんの堪え難いほどの状況がありましたが、現実と向き合ってなんとか生きてきました。それは、自分がゲイ(同性愛者)であること。フォスターケアで育ったこと。貧困家庭に育ったこと。糖尿病を持っていること、感情的に不安定であることなど、あげていったら限りないです。

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アフターケアについて

皆さんこんにちは。私はIFCA日本ユースの佐藤智洋です。去年の11月にIFCAに ユースとして加入しました。現在20歳で、今は日本で奨学金をいただき、アルバイトをし ながら大学に通っています。私は15歳の時、両親の虐待が原因で保護され児童養護施設に入所し、19歳で施設を卒 園しました。今は大学の近くで一人暮らしをしています。
私の発表では、自分の経験を交えながら児童養護施設がどういったところなのか、子ども たちはどんな暮らしをしているのかを皆さんにお話したいと思います。

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3月の日本での時間を振り返って

 ティム・ベル
IFCA 米国チームは、日本チームとともに、フォスターケアのイベントを主催したり、また参加したりの9日間の旅をした。この9日のあいだに、僕たちは富士市と福岡市で出会った人たちと新しい友情関係を結んだと同時に、従来の仲間たちとの友情をより深いものにすることができた。さまざまなテーマについて講義をするなかで、自分たちが学びとったことも多い旅だった。僕たちは、ユース・デベロップメントやユース・アドボカシー、そしてサポーティブ・アダルトについてもセミナーを行った。米国の児童福祉財政の仕組みや、それが日本の社会にどのように適用できるのか、また、ワシントン州の里親リクルートメントについても講義をした。 (more…)

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ユース・サミットのためのスピーチ

 ゆきか
[2015年7月12日・シアトル]
はじめまして。私の名前は幸加(ゆきか)です。28歳です。IFCAユースプロジェクトの二人いるコーディネーターのうちの一人です。また、ブリッジ・フォー・スマイルというNPOでユースの奨学金支援プログラムでユースのサポートを行っています 。
私は、19歳まで母親のもとに暮らしていました。幼い頃から続いた暴力に耐えきれなくなり、19歳になったばかりの冬のことです。雪が残る寒い2月。母親の制止を振り切り裸足で逃げ出しました。16歳で高校を辞めさせられ、働かされていた19歳の私が行ける場所は、ありませんでした。勇気を振り絞って、逃げ出したのに、行く場所は里親でもなければ、施設でもありませんでした。そんな私は家を飛び出してから、どこに行ったのか、日本の児童養護の現状と私の考える課題についてお話します。 (more…)

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とても素晴らしかった日本の旅

 ジャネル・ブラクストン
「とても素晴らしかった日本の旅」
デルタ航空の飛行機で10時間のフライト。機内では、ほとんど私の母国語「英語」を知らない人間が隣に座っていました。胸の鼓動は激しくなり、これから起こることに思いをはせずにはいられませんでした。このときまさしく、私は、人生の新しいドアを開け、想像もつかない経験をするチャンスをつかみ、未知なる言語を話す文化圏に等身大の自分を突っ込こもうとしているのだと思いました。成田空港に着いて間もなくは、英語の看板に囲まれ、スーツケースを手に自分たちの行き先を指差す人々と、手続きを待つ人の長い列をみて「これは夢なのでは・・?」という感覚に浸りました。まっさらなパスポートに入国印が押されて、ようやく心身ともに日本に入る準備が整ったのです。この旅で私は、日本の文化について、フォスターケアシステムとそれが直面している課題について、計り知れないほど多くのことを学びました。自分の思いや経験を何百人もの前で話し、共有できたことは、「幸せ」という言葉では表しきれないほどの喜びをもたらしてくれました。日本にきたことは、私の人生を変えました。この旅は私の視野をぐんと広げ、これまでに気付かなかった多くの問題について目を向けさせてくれました。フォスターケアシステムを経験することに関して言えば、「差異」よりも「類似点」のほうがずっと多いこともわかったのです。 (more…)

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