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ジャニス・コール

ジャニスは、里親と親族里親の保護のもとで育った。幼少期のたびかさなる困難にもかかわらず、ジャニスは今年6月、ワシントン州立大学を卒業した。大学在学中、彼女は、当事者たちにむけられる偏見を撲滅することを、自己のライフワークにしようと心に決める。 ワシントン州立大学の『チャンピオンシッププログラム』は、当事者の大学進学を助け、入学後の継続した支援をする、米国にも数少ないプログラムだ。ジャニスはそのプログラムの理事をつとめるかたわら、『カレッジサクセス基金』のメンターとして後輩の当事者たちに就学の重要さを伝えてきた。「勤勉であると同時に、他の当事者、特に自分より年少の当事者に手を差し伸べ、支えになるように」とジャニスは後輩たちに教えてきた。 ワシントン州の州府に行き、フォスターユースの権利擁護と生活改善のために発言し、『全米大学諮問協会』の専門職を前にして、当事者たちの教育の向上には、なにが必要かを訴えた経験もある。 ジャニスは最近、シアトルのコミュニティカレッジでの就職が決まった。当事者としての活動を続けながら、夫との一緒の時間も大切にしている。彼女の楽しみは、コーヒーや紅茶を飲むこと、愛犬を連れてハイキングをすること、そして写真。