Members - ジャスティーン・マンツ

ジャスティーン・マンツ

ジャスティーン・マンツは、実親が安定した生活環境を与えられなかった期間のほとんどを、ワシントン州とオレゴン州で、祖母のもとで暮らした。そして、16歳の時に、その祖母も、養育不可能な状態になり、里親家庭に住むことになった。カスケーディア・コミュニティ・カレッジで数年間学んだ後、かねてから望んでいた、ワシントン大学への進学をすることができた。2017年には、環境科学と資源マネジメントの学位とともに卒業する予定だ。

ジャスティーンはワシントン大学のチャンピオンズ・プログラムをとおして、自分の仲間をみつけることができた。このプログラムは社会的養護の当事者が大学進学をするにあたり、ぶちあたる多くの難関を克服できるために、手厚い支援とともに、キャンパス内での当事者コミュニティづくりと教育アドボカシーを行っている。アドボカシー運動への参加を考えたことはなかったが、このチャンピオンズ・プログラムが、他の当事者との出会い、彼ら・彼女らの経験を聴く機会、そして自分の社会的養護のもとでの経験について、あらためて振り返る機会を与えてくれた。そのことが、IFCAのメンバーになろう、と考えたことのきっかけである。

ジャスティーンには、地域農園を築き、人間が環境とつながりを持つ活動に情熱を注いでいる。畑を耕すことが、 あらゆる世代や経歴、性別、そして文化の違いを超えた人と人との絆を深めることだと信じている。彼女は、『環境保存フィドルヘッズ・アウトドア森林保育園とワシントン大学農園』の活動にボランティアとして参加してきた。

ジャスティーンは廃物を利用した工芸、料理、そして、ビンテージ・ファッション、そしてヨガを趣味にしている。