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Yuki

高校生の時に児童養護施設とファミリーホームでの生活を経験しました。

高校卒業と同時に施設を退所してからは大学で英語を学びながら、児童養護施設で管理宿直のアルバイトをしていました。子どもの権利やジェンダー平等、包括的性教育、国際協力、平和活動、政治などの分野に興味があり、学部在学中から様々な活動を行ってきました。

現在は大学院で、社会的養護における子どもの学習に関する研究を行っています。

私は自ら声を上げ、助けを求めることで社会的養護につながることができました。しかし、自分が置かれている状況に気付き、助けを求めるまでにはとても長い時間かかりました。

施設での生活はとても楽しく、素敵な仲間に出会うことができました。

しかし同時に施設入所中や退所後に様々な困難に直面する仲間の姿も見てきました。

多くの人に支えられて学業を続けられている私が、同じように社会的養護を経験し大人になっていく仲間や、次の世代の子どもたちのためにできることを考え、実践していかなければならないと考えています。