こんにちは!IFCAユースのふゆきです。
渡米プログラムの訪問先の1つである「UCLA ties for Families」での学びをシェアしますUCLA→カリフォルニア大学ロサンゼルス校◉始まり1995年、親子の人種の違いや妊娠中の母親の薬物乱用が問題視された。母親が妊娠中に薬物やアルコールを使用すると、子どもは正常に育たない。その結果、「正常に育たないのでは?」と考える人が多くなり、里親斡旋や養子縁組がうまくいかなくなった。取り残されてしまった子を、家庭につなげる支援から始まった。その後、支援するための助成金が政府から受け取れるようになった。◉年齢対象出生児〜25歳まで元々は21歳までだった。しかし、移行期のユース※1は21歳以降もサポートが必要であること、25歳までは発達の成長があることを理由に25歳まで延長された。※1 児童養護施設や里親などで育った学生や社会人(若者)のこと◉支援内容第1段階UCLAで行っている家族、養子縁組、里親に関するプログラムを9時間かけて受ける。ここでは、薬物の弊害などを理解する。第2段階心理士、医者、学校関係のサポーターなど、さまざまな分野から個別化された教育プランを受ける。具体的には、専門家がユースとその家族に対して、家族療法、グループセッション、セラピーなどが受けられる。★インファントヘルプサービス(インファント→新生児から歩き始める前の赤ちゃん)0歳〜3歳までの乳幼児を育てている親に特化した支援を行っている養親であるアンディさんの声「親としても、さまざまなサービスを受けられるのは心強い。場合によっては、親子の間で人種が違う、文化が違う、ということもある。そのような知識や理解がある前提で相談でき、適切な助言をくれる。」「事前に、成立までにどのくらい時間がかかる、何が必要、などを教えてくれて助かった」◉特長3点1.ワンストップセンターの設置UCLA内に設置しており、子どものさまざまなニーズに応えられるように、幅広い専門家が協働している。また、その専門家たちが子どものニーズを知ることができる場所として活用している。2.社会的養護に特化している。 アメリカ全体で見ても、珍しい3.(カリフォルニア全体の特徴)ずっと親子を続けられるように目指す人が多い。里親や育てる人が転々とすると、子どもは問題行動を起こしたり、メンタルヘルスの問題も抱えやすいため、永続的なつながりを目指している。part.2へつづく写真はUCLAロサンゼルス校のものです!学生寮や病院、お土産屋さんなども入っていて、全体で東京ドーム36個分と、ものすごく広いです!
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