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ブリタニー・バロス (ぶりたにー ばろす)

 

ブリタニー・バロズは、ネグレクトを受け11歳で初めて社会的養護のサービスを受けるようになりました。何年もの苦労を経て、ブリタニーの母親は彼女の親権を得ることができました。薬物依存を克服し、安定した家庭をつくり直す母の姿は、ブリタニーにとって家族に対する希望となりました。しかしその1年後、きょうだいが自宅に車で衝突する事件が起こり、家を失ってしまいました。

汚いモーテルを転々とする生活を数ヶ月続けた結果、再び社会的養護のもとに戻ることとなり、様々な里親家庭やグループホームで生活をしました。ついに、ブリタニーが16歳になったとき、親権が母から祖母へと移りました。今もなお、きょうだいと離れ離れになったことで苦労は続いていますが、いつかまた一緒になる夢を持っています。現在ブリタニーは、情熱を持って社会的養護にある人と地域で家出をしたりホームレスになった若者の支援をしています。また、Ozone Houseという非営利団体で, リスクの高い、あるいは、ホームレスとなった若者への支援を、ウォッシュトノー群にあるSpeak Outという若者の支援団体を通して請け負っています。空き時間を使って、ミシガン・ユース・オポチュニティ・イニシアチブ(MYOI)という団体の代表として、また、州のパークウェスト財団のコディレクターとして、社会的養護にある若者や子どもにとって必要なリソースを提供することを広めながら、彼らの声を代弁しています。現在、慈善事業団体Sigma Delta Tau の副代表としても活躍しています。CCAIフォスターユース・インターンシップ・プログラムのインターン生としても選出されました。社会制度の変革を起こすため、現在はイースト・ミシガン大学でソーシャルワークの学位取得を目指しています。その後は社会学と公共政策の修士学位を取得したいと考えています。将来の目標は、社会的養護の支援者でありながら親になることです。