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デイビッド・イングリッシュ

デイビッドは、ワシントン州で生まれ、9年間フォスターケア・システムのもとで育った。現在は、あらゆる困難を克服して、ワシントン州立大学に進学。将来、ソーシャルワーカーになるための勉強をしている。 大学入学後、自らの力をたくわえるための多くの経験をしたことが、先攻学科を決めるきっかけになった。 フォスタークラブという全米規模の当事者団体のもとで一夏を過ごしたとき、彼は、ユースリーダー、ファシリテーター、パネリスト、そしてスピーカーとして自己の生い立ちを語るほか、たくさんの議題を討議した。最近彼は、社会的養護の当事者が、健全な恋愛関係を築くのに必要な情報を提供するプロジェクトの一員にも選出された。2013年にはパッション・トゥー・アクションという当事者団体に参加。同年、カレッジ・サクセス基金の『パスポート・ナビゲーター』のインターンの仕事も開始し、ワシントン州立大学の当事者ユースのメンターとして活動を始める。デイビッドの役目は、ユースに必要な地域のリソースを見つけ出し、大学生活で成功をおさめるための支援とエンパワーメントを与えることだ。 デイビッドは勉学のかたわら、構内で他の学生たちにつねに支援の手を差し伸べ、仲間同士が助け合える環境づくりを心がけている。音楽鑑賞、友だちとの時間を楽しむこの青年はつねに、自分の次の冒険やチャレンジは何か、と考えている。「リミット無しの可能性を信じれば、どんな夢でもかなえられる」そんな勇気づけの言葉を自分と仲間に送ることが、デイビッドのモットーだ。